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←BACKNEXT→  TF工法-1

特徴

  • 工期を短縮できる。
  • 従来工法よりも安全である。
  • 経験のない作業員でも対応できる。
  • 省力化が可能。
  • 足場コストが少なくてすむ。
  • クレーンの使用率は増えるが人件費は減り、トータルして省コストである。
  • 太系鉄筋の工事で、より効果的である。

解説

 TF工法では、まず地上で堅固な鉄筋ユニットを作り、それをクレーンで上部へ運び、組み付けます。従来工法での高所作業を半分以上地上で行うため、作業員の安全を確保できるほか、足場も少なくてすみ省コスト化が実現できます。
 ユニット単位で運び上げるのでクレーンの使用率は上がりますが、作業は少人数で足りるため、トータルで省力化が図れます。

写真1 1999年4月より施工中の第二東名工事現場 。コンパクトな足場で作業を行うことができる。
写真2 柱筋ユニットを組み立てているところ。D51の柱筋10本で1ユニット。開発当初はボルト止めだったが、工具を使わず手で締め付けられる止め金具に改良。作業時間がさらに短縮された。
写真3

止め金具を手で回し、締め付ける。力がかかりやすい構造であるため、上部で各柱を固定しユニットを解体する際にも外しやすく、高所での作業時間が短縮できる。

 

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